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2023年3月28日 【最終更新日】2023年3月28日

介護・福祉のレンタカー

福祉車両をレンタルする際に必要なものとは?おすすめの福祉車両についてピンポイントで解説!

福祉車両をレンタルして日常生活や観光などの移動手段として活用する人もいることでしょう。
福祉車両をレンタルする場合は、通常のレンタル同様必要なものがあります。しかし、福祉車両レンタルに必要な物・注意点やおすすめの福祉車両など、分からない人もいることでしょう。
本記事では、福祉車両レンタルに必要なもの・注意点・おすすめの福祉車両などについて解説しています。ぜひ、最後までご覧ください。

福祉車両をレンタルする際に必要なものとは?

福祉車両ではなく、通常のレンタカーを利用する場合も、必要なものがあります。
福祉車両をレンタルする際に必要なものがあります。必要なものが揃っていないと原則レンタカーを利用できません。事前に何が必要なのかを理解して準備することが重要です。
ここでは、福祉車両をレンタルする際に必要なものについて解説していきます。

必要なものチェックリスト

福祉車両レンタルに必要なものについて、下表のチェックリストにまとめました。

必要なもの 必要な理由
運転免許証 運転する人の免許・住所確認するため
本人確認書類 本人かどうかの確認するため
現金もしくはクレジットカード 本人かどうかの確認するため
ETCカード 高速割引を受けたい場合に必要なため
障がい者手帳 借りる人本人もしくは同乗者が障がい者の場合
眼鏡 免許証に記載がある人は必要なため

それでは、詳しくみていきましょう。

●運転免許証

当然ですが、レンタカーを利用するには、運転免許証が必要です。
運転免許証は日本国内で有効なものでなければならないため留意しましょう。
もし、借りた本人以外で運転する人がいる場合は、運転する人全員の運転免許証を提示しなければなりません。借りる車を運転できる免許の種類であることも重要です。
たとえば、AT限定免許を持っている場合、AT車しかレンタルすることはできません。

本人確認書類

本人確認書類は、本人であることの証明のほかに、現住所が確認できるものでなければなりません。
現住所が記載されている書類を準備しましょう。
ただし、住所が加工されたものや手書きされたものは使えないため、留意が必要です。

現金もしくはクレジットカード

福祉車両をレンタルする場合、原則借りる際に利用料金を支払います。有効なクレジットカードでなければ支払いができないため、現金も準備しておくとよいでしょう。

ETCカード

レンタカーで高速を走行する予定がある場合は、ETCカードが必要になります。
もし、高速でETCを利用しない場合などはETCカードを持参しなくても大丈夫です。
利用するかしないかをスタッフに伝えましょう。

障がい者手帳

借りる人もしくは同乗者が障がい者の場合は、障がい者手帳を持参したほうがよいです。
レンタカー会社によって異なりますが、基本料金の割引などを受けられる場合があります。

眼鏡

「眼鏡等」が記載されている免許証を持っている場合は、眼鏡も必ず持参しましょう。
また、記載がなくても眼鏡をかける必要がある場合も持参したほうがよいです。

介護ケアにおいて必要なレンタカーの装備品

介護ケアにおいて必要なレンタカーの装備品について下表にまとめました。

介護ケアにおける事例 必要なもの
借りる人もしくは同乗者が障がい者の場合 障がい者手帳
借りる人もしくは同乗者に介助が必要な場合 車椅子・杖などの補助器具
介護ケアを介助者が行う場合 除菌シートやマスクなど介助に必要なもの

上表に記載したもの以外にも必要なものは、ケースによってはあります。
事前に何が必要かを確認して準備してからレンタカーを予約するとよいでしょう。

レンタカーの利用で必要なものを揃える際の注意点

レンタカーを利用する当日までに必要なものを揃える必要があります。当日レンタカー店で必要なものをスタッフが確認してから借りることになるため、当日に必要なものに不足があると借りれません。
スムーズに利用手続きができるようにするためには注意点を理解しておくとよいでしょう。
レンタカーの利用で必要なものを揃える際の注意点がいくつかあります。
下記にまとめました。

・運転免許証の住所と現住所が相違ないか確認
・本人確認書類は原則2か月以内に発行されたものを使う
・代理者が借りることは原則できない

それぞれの注意点について詳しくみていきましょう。

運転免許証の住所と現住所が相違ないか確認

運転免許証の住所と現住所に相違がある場合、新住所の確認ができる書類が別途必要になります。
もし転居した後、福祉車両をレンタルする場合は、運転免許証の住所を更新・本人確認書類も新住所になっているかなど確認してから利用するとよいでしょう。

本人確認書類は原則2か月以内に発行されたものを使う

レンタカー会社によっては、本人確認書類を2ヵ月以内に発行されたものに指定している場合があるため留意が必要です。公共料金の領収書など2ヵ月以内のものかどうか利用前に確認しましょう。

代理者が借りることは原則できない

レンタカーは原則代理で利用することはできないため、借りる人本人が手続きする必要があります。そのため、借りる人本人の本人確認書類を用意しなければなりません。
ただし、借りる人以外の人も運転する場合は、運転する人全員の運転免許証が必要になるため留意しましょう。

ここまで注意点について解説してきました。レンタカーを利用する際に必要なものが準備できないと利用すること自体不可能になるため、注意点を踏まえたうえで必要なものを用意しましょう。

福祉車両のレンタカーで必要なものに関連するQ&A

Q1.レンタカーを借りる場合、持参するものはありますか?
    A1.有効な運転免許証・本人確認書類・利用料金が必要です。

本人確認書類とは、現住所・本人確認ができる書類で下記のいずれかとなります。

・住民票
・公共料金
・社会保険料領収書
・納税証明書
・健康保険証
・印鑑証明
・年金手帳
・パスポート
・住民基本台帳カード
・国税・地方税領収書
・社員証・学生証
・外国人登録証

運転免許証と本人確認書類が揃っていないとレンタカーの利用ができないため、事前に確認・準備をしましょう。

Q.2レンタカーの予約は誰でも運転免許がなくてもできますか?
    A.2運転免許証を保有している人しか予約できません。 運転免許証を保有していない人の予約は原則不可能です。

Q3.運転免許証を取得したばかりですが借りられますか?
    A3.免許証取得後の期間制限は設けていないレンタカー会社なら借りられますが、安全アドバイザーとして、運転免許証取得後1年以上の人が同乗することをおすすめします。

Q4.免許証は1人だけ持参すればよいですか?
    A4.他の乗車する人が運転しない場合は、借りる人本人だけが免許証を持参すればよいです。しかし、レンタカーを借りる人以外にも運転する人がいる場合は、運転する人全員の運転免許証が必要となります。

ここでは、主なQ&Aを紹介しました。他にもわからないことなど人によってはあるかもしれません。
上記以外の疑問点や分からないことは、福祉車両レンタカー会社に問い合わせするか、ホームページで確認したほうがよいでしょう。

レンタカーにおすすめの福祉車両をピンポイントで紹介

福祉車両をレンタルする際にどんな車種を選べばよいかわからない人もいることでしょう。
レンタカーにおすすめの福祉車両を下記にまとめましたのでご覧ください。

・軽自動車タイプ
・コンパクトカータイプ
・ミニバンタイプ
・ワゴンタイプ

それでは、それぞれのタイプについて詳しくみていきましょう。

軽自動車タイプ

軽自動車タイプには、主にタントやNBOXなどがあります。特徴は、小回りもきいて普段使いや近距離に使いやすいことです。乗車可能人数は4人もしくは車椅子1人と2〜3人です。
レンタカー会社によっては利用料金が安く設定されている場合があるため、気軽にレンタルしやすいでしょう。

コンパクトカータイプ

コンパクトカータイプには、シエンタやラクティスなどがあります。特徴は、車のサイズが小さいため、運転しやすいことです。普段はあまり運転しない人でも安心して運転しやすいためおすすめです。乗車可能人数は3〜5人もしくは車椅子1人と2〜3人です。

ミニバンタイプ

ミニバンタイプには、ノアやVOXYなどがあります。特徴は、車内空間が広いため、家族での旅行などに利用しやすいことです。大人数や車椅子の人が乗っても広く感じることでしょう。乗車可能人数は4〜7人もしくは車椅子1〜2人と3〜5人です。

ワゴンタイプ

ワゴンタイプには、ハイエースやレジアスエースなどがあります。特徴は、車椅子をリフトアップで乗降できるため、車椅子の人も安心して乗車できることです。乗車可能人数は車いす2名+8名/ストレッチャー1台+8名です。
それぞれの福祉車両のタイプ別の特徴について理解したところで次に選び方について解説します。

レンタカーの福祉車両の選び方

レンタカーの福祉車両の選び方は、まず利用目的と乗車人数が基本となります。
例えば、利用目的が近距離での利用だとしたら、軽自動車タイプがよいですが、人数が多いなら他のタイプのほうがよいことになります。軽自動車タイプやコンパクトカータイプは運転しやすい反面乗車可能人数は少ないため、乗車人数が多い場合はミニバンタイプかワゴンタイプがよいかもしれません。
それぞれのタイプのメリット・デメリットを理解したうえで、借りる車両を選んだ方がよいでしょう。
また、車の大きさが大きくなるにつれて料金も高く設定されているため、留意が必要となります。
利用目的・乗車人数・料金を含めて考慮して借りるレンタカーの福祉車両の検討をすることをおすすめします。

まとめ

今回は、福祉車両レンタルに必要なもの・注意点・おすすめの福祉車両などについて解説しました。
また、福祉車両のレンタカーで必要なものに関連するQ&Aについて紹介しましたが、必要なものを準備したうえでどの車種にするかをしっかり検討することが重要といえるでしょう。
本記事で紹介した内容を参考に、福祉車両をレンタルする際に活用してください。

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